プロフを書いて思ったこと
この間帰省した時に、小学校2年生の姪っ子に、「プロフ(プロフィール)書いて~!」と言われました。
手渡されたのは、名前や血液型、好きな食べ物、好きな色、趣味などを記入するための一枚のカラフルな紙。
「ほう、これがプロフか・・・」とババくさい言葉を吐きつつ、可愛い姪っ子のお願いに応えることにしました。
名前、性別、歳なんかはすらすら書けたのですが、他の項目でつまずきました。
例えば、好きな色。
そんなもの、改めて考えた記憶が意外とないんですよね。
あとは、趣味。
私、とりたてて人に言えるような趣味がないんです。
それから、一番困ったのは、私の宝物っていう欄です。
宝物・・・なんだろう?
小さい頃はたくさんあったはずなのに、大人になった今、パッと頭に浮かぶような宝物が思い浮かばないのです。
ある程度適当に埋めて、姪っ子に手渡しましたが、「書いてないところが多い」と戻されました(汗)。
今時の小学生は厳しいです。
そのあと、全部埋めることができるまで結構時間がかかったと思います。
子供相手のお遊びとは言え、プロフを書くことは自分を見つめなおすいい機会になりました。
なんというか、まるでエントリーシートや履歴書を書いているような気分でした。
私って何色が好きなんだろう?とか、好きな遊びは何だろう?とか、今改めて考えることのないようなことをじっくり考えてみるっていうのは、結構面白いかもしれません。
自分の知らない自分が発見できたりして、なかなか貴重な経験でした。
自分の写真を見てショックを受ける
私は、昔から写真に撮られるのが苦手でした。
自分の姿を自分が見ることに、とても抵抗があったのです。
頭の中ではもっとスマートで綺麗だと思っていて、現実を見ることでその想像が崩れるのが怖かったとも言えます。
今はそれにプラスして、若さが無くなったことを知ることも恐怖です。
恐る恐る自分の姿を見て、やっぱりなと衝撃が走ることもあります。
瞼のタルミやほうれい線などにはがっかりです。
確かに年を取っているようです。
仕方が無く写真に写る時は、できるだけ後ろの方の目立たない所に立ちます。
とにかく写真は何歳になっても苦手です。
そんな話をしたら、友達も同じだと知りました。
理由も私とほぼ同じでした。
どうしても移らなければならない時は、おかしなポーズをして写っているとも知りました。
写真に写るのがとても好きな人も確かにいます。
きっと、自分の姿に自信があるのでしょう。
とても羨ましいです。
そう言えば、我が家にはまだアルバムに貼っていない写真が大量にあります。
私だでけでなく家族の写真も同じです。
いつか整理しようと思いながら、そのまま放置してしまった写真です。
きっと写真を撮られるのが好きな方には、考えられないことなのでしょう。
そんな私ですが、自分の結婚式の写真は気にいっています。
これなら、安心して見れると言って良いでしょう。
やっぱり宝物です。
子供は写真に撮られるのが大好きです。
というよりも、割って入ってくるようなタイプです。
写真の隅のあちこちには、わざと写り込んでいる子供の顔半分。
そうやって、いつもイタズラして笑わせるのです。