初めての海外旅行
私が初めて海外旅行に行ったのは、20才のころでした。
2年間の専門学校を卒業して、友達と2人での卒業旅行に行きました。
わたしにとっては初めての海外旅行だったのですが、友達はお父さんが外資系の航空会社に勤務していて、小さいころから海外旅行にはよく行っていました。
私にとって初めての海外旅行になった卒業旅行。
周りの皆はアメリカにいったり、ハワイ、ヨーロッパに行ったりしていたのですが、私たちはみんなが卒業旅行では選ばないようなところに行ってみたいということで、ニューカレドニアに行きました。
ニューカレドニアと言えば、天国に一番近い国というということで、海がとってもきれいです。
観光をたっぷりとするよりは、のんびりと海外の空気を感じたいと思っていたので、ニューカレドニアはとっても良い選択になりました。
言葉はフランス語だったので、フランス語専攻だったお友達に任せて、あとはフランス系の国なのでショッピングもある程度楽しむことができました。
食事も海の幸がとっても美味しくって、ほんとうに楽しい海外旅行になりました。
何より忘れられないのは、ほかでは決して見ることも出来ないほどのうつくしい海と砂浜です。
マリンスポーツなんてやらなくたって、砂浜に座って読書をしているだけでも本当に気持ちの良いところでした。
今度は家族と一緒にそんなノンビリとした空気を感じるために毛一度行ってみたいとおもいます。
学生旅行
若い内にたくさん旅行に行きなさいと年上に人に言われていたが、27歳になってその言葉を思い出し、痛いほど染みている。
学生時代に海外旅行や、体を動かすアクティビティをしておかないと後々行けなくなると言われてはいたものの、みんな近い地域に住んでいて、大人になってから飲みに行ったりして付き合いをしていたので、いつか行けるだろうと思いながら何年も経ってしまった。
こんなに大人になると旅行に行けなくなるだなんて、今になって人生の先輩が言うことは聞いておくもんだなぁと思う。
まず予定が合わない。
サービス業なら土日祝日は仕事だし、会社勤めなら平日休めない。
20代前半は有給を取ったりしてみんなで国内旅行に行っていたが、さすがに海外に行くほど長期は取れないから、新人と呼ばれなくなってからだと休みが取れやすくなるかも、と思っていつか行く海外旅行に楽しみにしていた。
しかし、年齢を重ねるにつれて、責任がある立場になり、一日でも仕事を抜ければ誰かがその分カバーしなければいけないことを良く分かってくるため、ますます休みを申請しずらくなるのだ。
また、結婚や出産、親や祖母祖父の介護に携わるようになる友達が出てくると、仕事以外の事情でも旅行に行けなくなる。
こうなって初めて、若いうちに旅行に行っておきなさいという言葉を痛感するのだ。
お金がなくても体力と時間があるから、どんどん海外に出ておけと言われていたのに、いつかやろうと思ったまま時間が過ぎてしまった。
今後、私が友達と一緒に海外旅行に行けるとしたら、みんな還暦くらいになってからかもしれない。
お金に余裕が出来ていても、体力がなくなっているから出来ることは限られる。
10代の人には私も同じように、今のうちに海外に行っておいたら?温泉なんていつでも行けるから!としつこく言っている。