エアコン室外機盗難事件

結構前の話になりますが、エアコンの室外機を盗まれたことがあります。
まさかそんなものが盗まれるとは思っていなかったので、かなりびっくりしたことを覚えています。

当時、秋頃からエアコンの調子が悪いことには気づいていたのですが、エアコンをあまり利用しないこともあって放置していました。
今思えば、放置していた私も悪かったのですが・・・。
そして冬になり、いざエアコンを使おうとしたところ、温風が出ませんでした。
前から調子悪かったし、ついに壊れたのかな?と思い、管理人さんに連絡。
管理人さんのはからいで、すぐに業者さんが修理に来てくれました。
業者さん、エアコンの内部をすみずみ見てくれたのですが、原因がわからないようでした。
誰かに電話したり、建物の外に出てみたりと、色々と調べていただくこと30分。
ようやく、原因がわかったと声をかけられました。
そこで初めて、室外機がなくなっていること、恐らく盗まれたのではないかということを知りました。
ただの故障だと思っていたので、まさかの結果に本当に驚いてしまいました。
そのあと、管理人さん、警察の方が見えて、軽い事情聴取を受けました。
警察の方曰く、室外機を盗んで売り飛ばし、小銭を稼いでいる集団がいるらしいとのこと。
管理人さんには、異常に気付いた時点で報告して欲しかったと言われてしまいました。
その点については言い訳のしようがないので、ひたすら頭を下げました。
結局、管理人さんの方で新しいエアコンを用意してくれて事なきを得ました。
私はこの一件以来、室外機がなくなっていないかチェックする癖ができてしまいました。
全く、物騒な世の中です。

娘の部屋

小学6年生の長女の部屋には、今までエアコンがついていなかった。
学校から帰って、一日のほとんどをリビングで過ごしていたので、ほとんど必要なかったから。

が、このたび、誕生日とクリスマスのプレゼントを合わせて、エアコンをつけてほしいということに。

長女によると、
友達の家に遊びに行くと、みんな部屋にエアコンがついているらしい。
ついていないのは、まさに自分だけだと言う。
ちょうど実家の両親から申し出あり、ありがたく買っていただくことにした。

エアコンの使用については、
・勉強するとき
・友達が来たとき
に使っていい、ということにした。

エアコンの工事の日、学校から帰ってきた長女は「友達が遊びに来る」という。
え!?
まだ工事のおじさんが作業しているのというのに?
なんて気の早い!
工事はすぐに終了。

しばらくして長女の学校の友達がやってきた。
しかも4人も!
今までほとんど誰もつれてこなかったのに、いきなりですか!
設置されたばかりのエアコンを早速使い、部屋からはにぎやかな笑い声が聞こえてきた。

今まで友達がやってこなかったのは、エアコンがなかったから!?
そんな意外な発見だった。
それ以降も友達が遊びに来ることが多くなった。
自分の部屋で過ごす時間も増えた。

さすがにテレビは、みんなで過ごす部屋にしかないので、こもりっきりになることはない。
来年は中学生。
思春期を迎えて、どんどん自分の時間が増えていくんだろう。
でも、そうやって自立の予行演習をしていくのかもしれない。
なんたが少し寂しい気もするが、成長を見届けていこうと思う。

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