大きな通勤バッグ

私の同僚に、Mさんという男性がいます。
Mさんは会社から歩いて1分くらいのマンションに住んでいるのですが、いつも大きな通勤バッグを持って出社してきます。
いつも、あの大きなバッグには何が入っているのか気になっていました。

うちの会社はデスクワークなので、一日中パソコンの前に座っています。
外回りもないし、持ち歩く必要のある資料なんかもありません。
なので、Mさん以外の男性社員はほぼ手ぶらで会社に来ます。
この前、休憩時間がMさんと重なったので、前から気になっていた質問をしてみました。
「Mさんのバッグめちゃくちゃ大きいですけど、何入ってるんですか?」
そしたら、Mさんはおもむろにバッグの中身を取り出し始めました。
大きなお弁当箱、薬のようなものが入っている透明ポーチ、ジップロックに入った個包装のチョコやあめ、ノート、筆記用具、コンタクトレンズの洗浄液、Tシャツ、ゴミ袋、携帯の充電器、制汗スプレー…。
出るわ出るわ、謎のアイテムの数々。
どれもこれも、仕事には必要のないものばかり。
旅行にでも行くんですか?とつっこみたくなりました。
ちなみに、コンタクトレンズの洗浄液は、目がゴロゴロした時にレンズを洗うために持ち歩いているそうです。
Tシャツは、汗をかいた時の着替え。
ゴミ袋は、焼き肉など匂いが強い場所に行った時に、ジャケットやバッグを入れておくため、とのことでした。
基本的にいつも持ち歩いているので、ひとつでも忘れると不安になるそうです。
もともと変わった人だとは思っていましたが、ここまで変わっているとは思いませんでした。
ちょっと、いやかなりびっくりしましたが、謎が解けてスッキリした出来事でした。

電車の中でできること

最近本を読むことが少なくなりました。
なぜかというと、通勤時間が短いからなんですよね。
1時間くらい電車に乗って仕事に行っているときはよく本を読んでいました。
ここ数年本は電車の中で読むもの、という感じになってしまっていたので、
電車に乗らないと必然的に本を読まなくなってしまいました。

本は想像力を使うので、電車のようにざわざわしたところでも、
自分の空間を作ることができるからいいんですよね。
なぜか電車の中が一番落ち着きます。
家の中だとのめりこみすぎてしまうのもあって、あまり読みません。
逆に、漫画は受身で情報を頭に入れるだけなので、
電車の中では集中できずに家でしか読みません。
ほかにも電車の中でできることって意外といっぱいあるんですよね。
音楽を聴いたりするのも電車の中だけです。
これも、時間が短いと一日に聞ける曲が少なくて、
アルバム1枚聞くのに数日かかってしまうんです。
家だとテレビをつけてしまうのでなかなか音楽を聴けません。
あとは、メールの返信も電車の中でまとめてすることが多いです。
電車に乗らないとつい返信を忘れてしまったりします。
電車のせいにしちゃいけないですが。
通勤時間が長いと仕事時間が長くなって損をしたような気分になりますが、
なければないであの時間は貴重だったような気がするんですよね。
ないものねだりですかね。
通勤以外で電車に乗るときに本を読んでいるんですけど、
長時間乗るのがごくたまになので、以前読んだ内容を忘れてしまっていて、
なかなか進まない。
同じところばかり何回も読んでいるような気がします。
読みたい本はたくさんあるので、これからは家でも読めるようになりたいなあ。

«
»