アルバイト

高校から大学時代までありとあらゆるアルバイトを経験しました。
今までしたアルバイトはスーパーのレジ、スケート場の売店、競馬場での馬券売り、リゾート地のホテルでの調理場、居酒屋等々。
その中で一番印象に残ってるのはリゾート地でのアルバイトでした。

夏場はゴルフや乗馬、テニスなどが楽しめるいわゆる避暑地、冬場はスキー場になるリゾート地で私がアルバイトしたのは夏休みの1ケ月。
大学に入って初めての夏休みでした。
今思えば大胆にも求人雑誌で募集広告を見て高校時代の友人と応募し、来てくださいとの返事をもらってとりあえず急ぎで荷物を詰め、関西から信州まで電車を乗り継いで行ったことを覚えています。
アルバイト自体はホテルでの調理場の補助と洗い場担当で朝と夕方の食事時のみ。
昼間は自由時間でした。
その他にもホテルでのポーター係、ベッドメイキング係、調理師学校から来てる料理人見習い、配膳係等の他の仕事を担当している人たちも同じ寮での生活で総勢20名くらいの大合宿状態でした。
メンバーのほとんどが大学生か専門学校生で信州がちょうど中間地点のため関西から半分、関東方面から半分来ているといった感じでした。
年齢が近いこともあり、みんなすぐ仲良くなって夜には寮の食堂で宴会をしたり、近くの居酒屋に飲みに行ったり。
私と同じようなシフトで昼間空き時間があるメンバーでアスレチックやゴルフをしたり。
避暑地のため、ショッピングすることろもなく本当にのんびりとした生活でした。
関西に戻ってから横断歩道の速さについていけず、途中で信号が変わりそうになり慌てて走ったことを覚えています。
今まで寮生活も住み込み生活もしたことがなかったので全てが新鮮でした。
バイトが終わってからも関西メンバーで集まって飲みに行ったり、関東のメンバーが旅行でこっちに来る時はみんなで集まったりで社会人になってもしばらく付き合いは続きました。
このバイトを通じていろんな地域に住む友達も出来たし、親元を離れる体験も出来たし貴重なアルバイト体験になりました。

飲食店で接客業

アルバイト先の距離

アルバイトを通して、自分の生活費や学費など、親の負担になりませんでした。
アルバイト先は学校の付近なら一番いいと思います。

通学の交通代を支給してくれて大変助かると思います。
そうでなければ、家の近くにあったら、一番いいと思います。
交通費をもらいませんが、出勤時間ができるだけ長くできます。

たっぷり睡眠も取れます。
また、いくつのアルバイトを持っていたら、アルバイト先の距離が短ければ短いほど便利だと思います。
時間を無駄にせず、最大限働けます。

昔アルバイトをする時、家から歩いて20分ぐらいで、しかも二つのアルバイト先は100メートルぐらいで、すごく便利でした。
一つ目の仕事が17時半に終わり、次の仕事は18時から、真中の30分は食事時間にしました。
ちょうどいいでしょう。

アルバイトは一昔前は大学生の代名詞的なものでしたが、今では、フリーターや主婦、そして失業中の繋ぎとして働く人など、バックボーンは多種多様になっています。
しかし所詮はアルバイトであり、とても家計を支えるほどの収入にはならないものです。

雇う方と雇われる方になるならば、確実に雇う方を目指すべきなのです。
日本人は、与えられた作業を一定時間内にこなすことについては優秀ですが、ゼロからビジネスを立ち上げて軌道に乗せることは下手だと言われています。

安定という幻想に囚われると、どうしても大企業に雇われることを考えるものですが、安定したビジネスを構築する能力の方が必要なのです。

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