創造意欲
例えば、漫画家。
例えば、小説家。
将来の夢がモノを作る仕事であれば、何より感性を磨くことが大切になって来ます。
想像力・創造力・妄想力・表現力・エトセトラエトセトラ。
さて、それら必要な資質を磨くには、イラストを描きたいから他の絵やイラストだけ見るのではなく、小説家になりたいから活字や文章ばかり読むのではなく、いろいろな媒体に触れてみることも必要だと思います。
自分の頭では関係ない・必要ないと判断しがちなものを逆に取り入れてみた方が、意外と作る意欲やアイデアが浮かんでくることもあります。
絵を描くために、美術館に来てみた。
作品の説明文を読んでいたら何かイメージが湧いて、新しい絵が描けそうになった。
文章がイマイチ浮かばない時の気晴らしに美術館に行く。
たくさんの絵画を眺めていたら、良い表現を思いついた。
行き詰っていたストーリーの続きが書けそうだ。
美術館はそんな風にさまざまな想像意欲を刺激してくれる場所です。
たまに訪問すると、絵心が無いにも関わらず、自分でも何か創作が出来そうな気になるのが、すごいところですよね。
展示品を通して、何か見えないパワーを貰っているかのような錯覚に陥ってしまいます。
理屈抜きの感性に頼る行動も時には良いものですね。
理屈抜きとは言っても、実際には、自然にセオリーを踏襲していたりするのでしょうから、やはり素人とプロの違いはアウトプット量なのかもしれません。
フィンテック(FinTech)
今までではハードルが高かったモノ作りやコト作りの自由度が増しているように思う。
金融とテクノロジーの融合により決済手段が増え、ECサイトの活性化など消費が促進されてきた。
また、資金調達の面でもクラウドと通してソーシャルレンディングなどの形でキャピタルゲインだけではない個人単位での共感によるエンジェルの創出を生む事で起業の促進がなされており、今までではハードルが高かったモノ作りやコト作りの自由度が増しているように思う。
自分自身、ソーシャルレンディングを活用し、収益意外観点でも事業を見て、考えるきっかけになった。
事業はそれを取り囲むストーリーが重要であり、マネタイズの方法だけでなく共感やストーリーを重用視するビジネス展開が求められてくる象徴となると思う。
インターネット関連サービスの高度化でいま一番注目すべきはAIの活用だと思います。
一昨年ビックデータがバズワードになってからのAIの流れは必然かと思いますが、AIに読み込ませるデータの信頼性は疑わしいものがあります。
現在のAIはあくまで定量化した数値のみの行動パターンの発展系という印象があるので、より定性面も勘案したAIの発展には大いに期待します。
今後、人間の役割としては創作・創出という0から1を生み出す創造をしつづける事に価値が出てくると思いますが、それは今まで人間が歩んできた本来の形に戻る事になるという点においては然るべく来たる未来への対応方法を考えていきたいと思います。