田舎に有名人がやってくる

友人が地元の郷土資料館で働いている。
自分の土地のことや資料などは、地元に住む私にしてみれば、知っているようで知らなくて、だけどさほど意識して興味を持つこともないものだ。

だから普段常設展を見に行くなんていう機会はなかなかない。
だが、働いている友人がいるというのは貴重なことで、特別展があるとその情報が耳に入ってくるし、聞けば詳細なども教えてもらえる。

自分では気づかない・気にもとめない情報提供をしてもらえることもある。

少し前に某有名人に関する展示会が開催されて、そのセレモニーとして有名人本人が来ると言うイベントがあった。

こういうのは後から新聞の地方欄の記事で知ることが多いが、おそらく資料館に普段からたまに足を運んだりしていれば、チラシやポスターで事前に知ることができるのだろう。私は友人がいたから聞けてラッキーだった。

私もよく知っている有名な方だったので、そんな方を呼べるなんて凄いなあと思った。
地元も意外とあなどれないものだ。
当日は、どこから湧き出てきたのかわからないくらいの人だかりで一杯なのは、想像に難くない。

そして所々で、その有名人について解説する人が出てくる。
接点は無いクセに。
物知りだと思われたいのかどうかは不明だが、誰もそんな情報は聴きたくないものだ。

欲しい情報だけを提供出来る人物は、そう簡単にはいないが、知りたくもない情報を押し付けてくる人はたくさんいるのが世の中というもの。

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